渡伯レポート2014

●再会

忘れちゃってるかな～と思いながらの挨拶だったけど、覚えてくれていてホッとした。
Apelido (リングネーム的なもの) を授かっていた仲間もいたし、新しい仲間もできた！

ブラジルでは日本のように初めての帯と一緒に Apelido をもらう人は少ないので、仲の良い人が名前をもらったと聞いたときは嬉しかった！
また、前回はレッスンに来てたけど今回は見かけなかった人もいて、多少人の入れ替わりはあったけど、会いたかった人は殆どいた！

●Roda(ゲーム)
滞在中は沢山のRodaが行われ、色んな人とJogo (組手) ができたし、前回はなかなかJogoに割り込めなかったが、今回はなぜか自分がJogoしたいときに割り込めたた気がする。

最終日、今回は一人で帰国することもあり、お別れ Roda は贅沢にも自分一人のためだけだった(*^^*)
Jogo に割って入ってくれた人の顔を思い出すと、今回の渡航でたくさん遊んでくれた人ばかりでした。
お互いに仲間との別れを惜しみ、また会いたいという想いを伝えあったような気がした Roda でした。
たくさんの人とJogo ができたし、今度からは一人で帰ろうかな～と思った。

●講話
ストリートでの Roda の後、館長のお宅でカポエイラの歴史についてMestre レビーからお話があった。
何となく歴史について話してるのかな～と思ったが、ポルトガル語に難があるため、ほぼ内容がわからず残念過ぎる。
話を聞いてる途中で物凄い眠気に襲われたがMestre (師範) 達の相関図がでてきたときは、なぜかシャキーンとなり周りの雰囲気もシャキーンとなってるのを感じた。
偉大なMestre達の名前が並んでおり、普段歌っている歌詞に出てくる Mestre の名前も数多くあった。
また、初めて自分達のルーツを知ることができたことが、自分にとっての収穫だったと思う。
そして、自分の名前の元になった名前を見つけたときは、身が引き締まる思い共に嬉しくもなった(^^)


●Iaguai での Batizado(昇段式)

指導者が前に整列してIunaを弾きBatizado が始まった。
自分の団体の Mestre 達の顔と名前は一致しなければならないので、とりあえず前に整列した人全員を知っててホッとした(^^;

仲間の昇段を観てると前回よりも動きや雰囲気が洗練されているのが感じられ良い刺激になった。

いよいよMestre Decio (館長) の昇段！
主席しているMestre 達が真っ白な帯を手に一言づつ述べる。他団体のMestre は殆ど名前が分からなかったけど。
観てるだけで緊張して疲れてしまった。
また、Mestre Decio の師である Mestre ジオーリオの体つきが以前よりもガッチリしていて、ほんのわずかだけどJogo が出来るまで回復していた事にビックリした！

そしてBatizado 後のシュハスコ。今年は酔い潰れて記憶を無くさないために、日本から『ウコンの力 スーパー』を持参。

●Mangaratiba での昇段式

子供が多く、楽しい雰囲気でBatizadoが始まった。
前回来たとき Berimbau (楽器) の木材を採りにつれてってくれた仲間の昇段式も観れた。

そして、Cantora さんのMestre への昇段！サプライズで行われたCantora さんの 昇段は、Contra Mestre(師範代) の帯を飛び越えての昇段で、Cantora さんがJogo をしてる間も “おめでとう” いう想いで 一杯で興奮してました。

Batizado 後は会場を移してシュハスコ！
食事の途中で海に行き・・・海水よりもショッパイ思い出ができました！
でも他団体の人とも仲良くなれのは良かったかな(^^;

念のため『ウコンの力 スーパー』を飲んでおいた。


シュハスコは２日目も行われた。
そのとき歌ってた姉妹の声や歌いかたがめちゃめちゃ綺麗で惚れちゃいました(*^^*)

●Musica
今回、どうしても知りたい歌詞が２曲あった。
１曲はMestre Decio の曲
１曲はMestre Capa の曲
自分の粗相で先生 が怒られたら゛御免なさいと゛思いながらの直談判。
緊張しすぎてサインもらい忘れた(T^T)

●Portugues
前回よりはましだったが、断片的にしか理解できず単語の意味を思い出すのにも時間がかかり、毎度のことながら殆ど会話にならず残念な思いで帰国した。
次回は今回よりも話せるようになって戻りたい！

●Outro
レッスン中に指摘されたことは勿論だけど、空港へ向かう途中でメストレに指摘されたことは、今後も必ず必要になることなので、しっかりと練習していく。

ほぼ毎日、鼻血が出て大変だったけど、女性とJogo してる最中に出なかったのは幸いだった！
しかし、中嶋先生のバクチュウを見たときに鼻血が出たのは失態だった。

サッカーに全然興味がない自分ですが、
ブラジルへ最初に行ったときは “バシコ “というチームのファンであることが決まり、今回はジーコ選手のファン（そんな選手がいるのかどうかも分からないけど）ということが決定しました！

今回の渡航で成長したか判らないけど、戻りたい気持ちで一杯です！

ACCC Chiba　藤嶋Besouro